ジオラマ展が目指すもの
これまでの展示作品とともに、東京ジオラマ展が大切にしていること、そしてこれから目指す展示会の姿をご紹介します。
ジオラマの魅力を、もっと多くの人へ。
ジオラマでもっと楽しいことを。
東京駅赤れんが駅舎、雷門、渋谷スクランブル交差点などの観光地から目黒の住宅街まで、「都市の記憶と暮らし」をテーマに様々なジオラマを展示します。
東京ジオラマ展が目指しているのは、ただ精巧な模型を並べる展示会ではありません。
街並み、建物、鉄道、道路、暮らし、旅先で出会った風景。
ジオラマには、つくった人が「好きだ」と感じたものや、残したいと思った記憶、その場所へのまなざしが込められています。
私たちは、そんなジオラマだからこそできる体験を、もっと多くの人に届けたいと考えています。

東京駅(Cityscape Studio)
好きを、ジオラマで見せ合う。
「この街が好き」
「この建物を残したい」
「この時代の風景に惹かれる」
「この何気ない暮らしが面白い」
作品の出発点は、作者それぞれの「好き」です。
東京ジオラマ展では、鉄道模型、建築模型、ドールハウスなど、ジャンルやスケールの違いを越えて、さまざまな作者の「好き」が集まります。
大切にしたいのは、単に技術や精巧さを競うことではありません。
作者が見つけた面白さを、ジオラマを通して誰かに伝えること。
作品を見た人が新しい興味に出会える場所をつくります。

中銀カプセルタワービル(Peta Bahn)
東京を歩くのが、もっと楽しくなる。
いつも何気なく通り過ぎている駅や路地。
見慣れた建物や街角。
すでになくなってしまった、かつての東京の風景。
小さくして眺めてみると、それまで気づかなかった街の面白さが見えてきます。
渋谷、新宿、銀座、上野、下町、郊外の住宅地――。
それぞれ異なる街が集まって、一つの「東京」ができています。
模型を見て終わるのではなく、
「今度、この場所を歩いてみよう」
と思ってもらえる展示会へ。
東京ジオラマ展は、ジオラマを入口に東京を知り、実際の街をもっと楽しむきっかけをつくります。

旧代々木会館ビル(T .Chikura)

代々木踏切(青山街道 踏切)

都営西台アパート5号棟・志村車両検修場(Marui Works)
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船堀駅(Selfoss)
日本を、世界を、模型で旅する。
日本全国の鉄道・バス沿線のジオラマの展示エリア
魅力的な風景は東京だけにあるわけではありません。
日本各地の街並みや暮らし、旅先で出会った景色。
そして、世界各地の建築や文化、そこに暮らす人々の日常。
会場には、さまざまな場所を題材にしたジオラマが集まります。
有名な観光地だけではなく、作者だからこそ見つけられた何気ない風景も大切にします。
誰かの「好きな場所」は、誰かにとっての新しい発見になる。
ジオラマを通して、日本や世界のさまざまな場所へ旅をするような展示体験を目指します。

松尾モジュール(mihune)

春近し雪残る鉄路/陸前浜田〜松島海岸(ボシ)

開運橋(おでこ)
ジオラマから、新しい発見を。
精巧だからすごい。
小さいからかわいい。
もちろん、それもジオラマの大きな魅力です。
でも、私たちはその先に行きたいと考えています。
作品の背景にある街や歴史を知る。
作者の視点を通して、何気ない日常の面白さに気づく。
知らなかった場所に興味を持つ。
自分でも何かをつくってみたくなる。
ジオラマを見る前と見た後で、いつもの景色がほんの少し違って見える。
そんな体験を生み出すことが、東京ジオラマ展の目標です。
ジオラマの可能性を、もっと広げる。
鉄道模型、ドールハウス、建築模型、ミニチュア、さまざまなスケールの作品。
これまで別々の場所で楽しまれることの多かったジャンルが出会えば、まだ見たことのない展示が生まれるかもしれません。
モデラーだけの展示会でも、鉄道ファンだけの展示会でもない。
子どもも、大人も。
模型が好きな人も、街が好きな人も、旅が好きな人も。
そして、これまでジオラマに触れる機会がなかった人も。
さまざまな人がジオラマを通して「好き」を発見し、共有できる場所へ。
ジオラマの魅力を、もっと多くの人へ。
そして、ジオラマでもっと楽しいことを。
東京ジオラマ展は、その可能性に挑戦し続けます。
